本文へスキップ / Skip to content

リフォーム業者の選び方:相見積もりと、費用が後から増えないための3つの約束

約5分で読めます

基礎解説 約5分で読めます 公開日 2026年11月3日

この記事の要約
リフォームで大切なのは、安く安心して任せられる業者選び。業者の探し方、2〜3社の相見積もり、費用が後から増えないための3つの約束(仕様を決める・追加費用の線引き・記録に残す)を、投資家への取材をもとにまとめます。
目次
  1. まずは、信頼できる業者を探す
  2. 見積もりは、2〜3社から取る
  3. 費用が後から増えないための、3つの約束
  4. 1. 工事の内容(仕様)を、最初にしっかり決める
  5. 2. どこまでがサービスで、どこからが追加費用かを決めておく
  6. 3. 口約束で終わらせず、記録に残す
  7. 経験を重ねると、相場が分かってくる
  8. まとめ
  9. 出典

不動産投資で古い物件を買うと、多くの場合リフォームが必要になります。そのとき大切なのが、安く、安心して任せられる業者を選ぶことです。この記事は、編集部が不動産投資家への取材をもとに、業者の探し方と、費用が後から増えないための考え方をまとめたものです。特定の業者やサービスをすすめる内容ではありません。

まずは、信頼できる業者を探す

業者を探す3つの入口
業者を探す3つの入口

最初の一歩は、信頼できる業者を探すことです。取材した投資家は、次のような探し方を挙げていました。

  • 知り合いや、付き合いのある不動産会社からの紹介
  • リフォームの見積もり比較サイトを使う(たとえば「ミツモア」や「家仲間コム」)
  • 地元で実績のある工務店に、直接相談する

当てがないときは、見積もりサイトを使うのも一つの手です。条件を入れると、複数の会社から見積もりや提案を受けられます。サイトによって、紹介される会社の数や仕組みは違います。

ただし、サイトで選ばれた会社が、必ずしも良い会社とは限りません。実際に会って、過去の工事の実績を見せてもらい、自分が希望する工事の内容と合っているかを確かめることが大切です。

見積もりは、2〜3社から取る

相見積もりは2〜3社
相見積もりは2〜3社

見積もりは、必ず2〜3社から取ります(相見積もり)。同じ工事でも、会社によって金額や工事の内容が違うことがあります。いくつか比べることで、「この工事なら、このくらい」という相場の感覚が分かってきます。

取材した投資家によると、こちらから予算を伝えると、その予算に合わせた提案をしてもらえることもあるそうです。

見積書の読み方が分からないときは、住宅リフォーム・紛争処理支援センターが運営する相談窓口「住まいるダイヤル」の「リフォーム見積チェックサービス」も参考になります。契約前の見積書を建築士の相談員が確認し、電話で説明してくれる無料のサービスです(回答は電話のみ。業者とトラブルが起きている場合などは対象外です)。

費用が後から増えないための、3つの約束

費用が増えないための3つの約束
費用が増えないための3つの約束

リフォームで特に気をつけたいのが、工事が進むにつれて、費用が変わってしまうことです。「最初は安かったのに、あとから高くなった」とならないように、取材した投資家は次の3つを大切にしていました。

1. 工事の内容(仕様)を、最初にしっかり決める

よくあるトラブルが、あとから「やっぱりこうしたい」「ああしたい」と変更を重ねることです。業者は、職人さんの予定を組んで動いています。急な変更で予定が狂うと、業者にとって大きな負担になり、費用が増える原因にもなります。

2. どこまでがサービスで、どこからが追加費用かを決めておく

少しの変更ならサービスしてくれる業者もあれば、細かく追加費用がかかって、最後は高額になってしまう業者もあります。追加の工事が大きくなれば、資材の手配などで費用がかかります。

  • どの程度の変更まで、対応してもらえるのか
  • 追加で費用がかかったとき、誰が負担するのか

この2つを、工事の前に話し合っておくことが大切です。

3. 口約束で終わらせず、記録に残す

話し合った内容は、口約束で終わらせないようにします。打ち合わせの内容はメモに取り、メールで送って相手に確認してもらうと、記録になります。録音をする場合は、相手に一言ことわってからにすると安心です。取材した投資家は、最後は必ず書面に残すことを、一番大切にしていました。

経験を重ねると、相場が分かってくる

信頼できる業者と長く付き合う
信頼できる業者と長く付き合う

何回か工事を経験すると、「この内容なら、このくらいの費用だろう」という相場の感覚が、自然とつかめてきます。

信頼できる業者が見つかり、お互いにWin-Winの関係が築ければ、その後も長く付き合っていくのがよい、というのが取材した投資家の考えでした。次の物件でも相談しやすくなり、急な修繕のときにも頼りになります。

まとめ

  • リフォームでは、安く、安心して任せられる業者を選ぶことが大切。
  • 当てがなければ、知り合いの紹介や、見積もり比較サイトを使う方法もある。ただし、会って実績を確かめる。
  • 見積もりは2〜3社から取り、相場の感覚をつかむ。予算を先に伝えるのも一つの方法。
  • 費用が後から増えないように、仕様を決める・追加費用の線引きを決める・記録に残す、の3つを守る。
  • 信頼できる業者とは、長く付き合っていく。

リフォームの例として、築古の区分を「買ってリノベして貸す」かを考えたストーリーもあわせてお読みください。

※この記事は教育目的の情報で、特定の業者・サービスの利用や、物件の購入をすすめるものではありません。サービスの内容や条件は変わることがあります。実際の契約は、必ず最新の情報と契約書を確認し、必要に応じて専門家に相談したうえで、ご自身の判断で行ってください。

出典

参考になったら、押して教えてください(匿名・1回)

出典・参考資料

次に読むなら

学習用ケースリフォーム約10分

築古の区分を「買ってリノベして貸す」か。埼玉都民の会社員投資家が4つの視点でたどった判断

築古の区分マンションを買ってリノベし、貸すかどうか。埼玉都民の会社員投資家が、現地確認、投資用融資での資金計画、強気と弱気の収支試算をたどります。そのうえで「強気でも赤字なら見送る」という基準で判断します。